シンプルで奥深い! 30代40代から始める趣味の水墨画

遊び

日本伝統の筆記具、筆と墨。これを使って墨の濃淡だけで表現していく水墨画。これがなかなかに奥深く、しかもお手軽に始められる趣味の1つです。

各地に水墨画教室もありますので、ぜひ日本伝統の水墨画を趣味として始めてみてはいかがでしょうか?

日常でも使えるシーンもありますし、紙に墨と筆で描いていく、自分だけの世界観を表現できる非常にクリエイティブな趣味でもあります。30代40代から始める趣味としてもうってつけです。ぜひ水墨画にチャレンジしてみましょう。

水墨画を始めるのに必要なもの

水墨画と聞いて、なんだかものすごく敷居が高そうで、相当お高い道具が必要なんじゃないか。なんて考える人がいるかもしれません。しかし水墨画を始めるために必要な道具は

・筆

・墨

・紙

・水

以上4つです。

水墨画に必要な道具 筆

水墨画で使う筆は、これ!といった決まりはありません。文具店や100円均一などで売られているもので最初は十分です。その理由は、右も左もわからない内から筆の良し悪しは判断できないからです。

30代40代の男性の方ならば、お子さんが使っていたものや、自分が幼少期の頃使ってた筆なども余っているかもしれませんね。

ともかく筆は必要になりますが、高価なものは必要ありません。実力とともにステップアップしていけばいいんです。

水墨画に必要な道具 墨

水墨画に使う墨は最初は墨汁で十分です。

墨には滲みの出方や、色味の違いなどが厳密に言えば違う部分があります。しかしこれまで水墨画に触れてこなかった方がものすごく高い墨を使ったところで、違いがなかなか分かりづらいのが実情です。

ぼかしや滲みを多用して描くため、滲みにくい墨汁の方が使いにくさがあるようですが、まずは墨汁で描いて練習を積んでいきましょう。

水墨画に必要な道具 紙

水墨画を描く紙だって、スタートの段階ならなある程度どんなものでも大丈夫。

ただ書道で使うような半紙などでは薄くてすぐに破れてしまいます。水墨画は墨を水で薄めながら濃淡で描くものなので、少し厚みがある方描きやすいと思います。水分をしっかり含む紙の方が扱いやすいのです。

そのため最初は、スケッチブックやコピー用紙などからスタートしてみてはいかがでしょうか。そこから水墨画用の紙へとシフトしていった方がコストパフォーマンスに優れます。

水墨画に必要な道具 水

水も水道の水で大丈夫です。突き詰めればミネラルウォーターがいいとか、水の温度がどうとか、非常にシビアにこだわった方がいい部分もあるようですがが「とりあえず描いてみる」のが大切。

揃えやすいもの、手間のかからないもので水墨画をスタートさせてみましょう。

水墨画の楽しさ

趣味としては紙の白と、墨の黒。この2色のみで表現する水墨画は非常に奥深くて、表現の幅の広さに楽しみを見出す人が多くいます。

また描く人によって、雰囲気や滲み、濃淡の出し方などが全く異なり、「らしさ」を出していけるようになります。

墨の色だけで絵を完成させていく水墨画、知れば知るほど奥が深く、しかもスタートさせるハードルも低く楽しめるのが大きな特徴でもあり、水墨画最大の楽しさでもあるでしょう。

最初は誰だって初心者です

最初は上手に描けません。これは誰にでも当てはまることで、誰だって始めたばかりは初心者なんです。

「絵心がないから」

「絵をどうやって描いたらいいのか・・・」

と嘆いている方。絵心がないわけでもなく、描き方が分からないわけでもありません。最初はみんなそれくらいなんです。上手な方は水墨画の奥深さ、楽しさを知って楽しく描き続けているにすぎません。

水墨画の描き方は?

水墨画の描き方は?と問われると答えに困ってしまいます。

その理由が、描き方に「これ!」といった決まったものがないためです。基本となるものや王道と呼ばれるものはありますが、そうしなければ水墨画が描けないわけでもありません。

逆に独自の感性で水墨画を楽しんでいる方もたくさんいらっしゃいます。

鉛筆などを使った下書きについても同様で、下書きをする人もいれば、しない人も。まずなんとなくイメージで描きたいものを描いてみてはいかがでしょうか。

おすすめなのは、全体的に何をどう描くのか具体的なイメージを紙に下書きをします。そこから難しい技法を考える前にとにかく描いてみる。しかもグラデーションを出しやすく、間違ってもごまかしがききやすい薄い墨を使いましょう。

これをちょっとずつ重ねていくと自然な濃淡を作り出すことができます。

上手くなるためにはコツコツと描き続ける

水墨画だって絵です。絵の上達には、少しずつコツコツと描き続けるのが何よりも大切なんです。

自分の中で試行錯誤しながら、ちょっとずつ描きたい表現ができるようになってくる。そして構図や動物などであれば躍動感をどう出すのか、などを考えて描いていく。

そうした過程を楽しみながら、少しずつ描き続けていきましょう。水墨画を描くのが楽しくなってくると、自然と描き続けているうちに実力はついてくるものです。

描き続けるためのモチベーション維持の方法

上達がなかなか見えてこないと、描き続けるモチベーションを維持できなくなってしまうこともありますよね。そんなときのモチベーションを維持する方法を考えてみましょう。

やはり上手に描きたい!と最高峰の絵ばかりをイメージしてしまうとどうしてもやる気をなくしてしまいます。目標があまりに遠すぎるからです。

達成できそうだけどちょっと難しい、くらいの難易度の水墨画を目指していくようにしましょう。そしてそれが描けたらまた1つステップアップを目指します。

すると上達のための水墨画ではなく、楽しみながら続けられるようになります。せっかくの趣味なんですから苦しい努力をするよりも、楽しく続けないと意味がありませんからね。

来年の年賀状を水墨画で描くのを目標にしてみよう

水墨画を趣味としてやってみよう!と考えても「ところで水墨画で何を描こう・・・」と考えてしまう人もいるかもしれませんね。やはり水墨画の基礎と言えば竹だから竹から描けるように!

と思っても、好きでもないものを描き続けるのはやっぱりモチベーションが続きません。

そこで来年の年賀状を自分で作ってみてはいかがでしょうか。その干支を水墨画で描く、という目標を立ててみるんです。

しかも送った年賀状は、人に見てもらえるため「作品の発表の場ができる」という大きな大きなメリットがあります。趣味として続ける意味ができる、そして干支を描くという目標設定ができる、さらに水墨画を発表できる、とメリットがたくさんです。

ぜひ来年の年賀状の干支を、自分の水墨画で表現してみませんか?

上達の近道は習うこと 水墨画教室が各地にある

水墨画を我流で続けてもなかなか上手にならない、またはある程度やり方を教えてもらってステップアップしていきたい、という方は水墨画教室が各地にあります。

こうしたところへ通って基礎から教えてもらうのが、一番水墨画に関する技術や知識をムラなく習得できる近道となるでしょう。

とはいえ、やはりこうした描くという趣味は、水墨画が好きな気持ちが一番大切です。自分が描きたいものをイメージして、少しずつ練習していってみましょう。毎日毎日描いていると、なかなか上手になった気がしないんですが、あとで見返してみると上達の軌跡が手に取るように見られます。

墨の濃淡だけで表現する水墨画の世界。非常に奥深く、個人個人のオリジナリティが強くでる趣味です。簡単に始められますので、ぜひみなさんも水墨画をやってみませんか?

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