投資と投機の違いは? あなたはどちらで資産を築く?

投資と投機 投資

いよいよ日本人口の減少に歯止めがかからなくなってきた様相の日本。その人口減少は、当然ながら経済にも影を落とす可能性があります。

経済が滞れば、30代40代の現役世代真っ盛りの年代は、もしかしたら年金などは全く期待ができない状況かもしれません。そのように危機感を募らせている人も少なくないでしょう。

そうなると自分の老後を守ってくれるのは自分自身。少しでも現役世代のうちに資金を貯めて、安心して老後を遅れる環境を整えておかなければなりません。

「貯金」だけでは物足りない。そうだ!投資だ!と思い立って投資について調べている方も多いでしょう。しかしちょっと待ってください。「将来値上がりするかもしれない」と資金と投じた対象には「投資」「投機」という2種類が存在することをご存知ですか?

ここでは投資と投機について違いを正しく理解していきたいと思います。また投資と投機にはどのような違いがあるのかも合わせて確認してみましょう。

投資と投機、何が違うの?

まず投資と投機について、それぞれどう違うのか整理してみましょう。

「投資」
利益を得る目的で事業などに資金を出すこと。比喩的に、将来の利益のために多額の金銭を投入すること。

まず投資とはここをご覧になっている皆さんがこれからやろうとしている資産運用に当たります。

将来的に利益を期待して、今のお金を預けるようなイメージですね。老後や子どものために長い目で資産を運用していこうとする場合がこちらの投資です。

「投機」
市価の短期間の変動の差益だけをねらって行う売買取引。

対してこちらは投機。短期間の変動の差額を狙っていきます。すぐに利益が出るのが特徴で、その代わりにすぐに損失も出ます。

マネーゲームの一種とも言われて、ギャンブルに含まれる場合もあります。

経済情勢に非常に強く、世の中の先を読む力が備わっている人は、利益を出しやすいでしょう。資金が少なくても結果を出しやすいシステムになっているものが多く、人気のあるトレードが投機です。

代表的な投資って何だろう?

投資と聞くと、株式不動産投資信託を思い浮かべます。もちろんこれらも投資の一種です。

しかしもっと身近に皆さんがやっている投資もあります。例えば貯蓄型の保険や、最近ではiDeco(個人型確定拠出年金)、金(ゴールド)やプラチナなども投資に含まれます。

投資の種類によってはリスクの高いもの、多くのリターンを期待できるものなどありますが、じっくり資金を育てていけるのが強みであり、最大の特徴でしょう。

代表的な投機って何だろう?

投機とはちょっと聞き慣れない言葉ですが、テレビやニュースでよく耳にするFXや株式投資の信用取引、バイナリーオプションなどが投機に当てはまってきます。

どれもハマれば短期間で一気に稼ぎ出すことができる取引ですが、裏を返せば一瞬にして多額の資産を失うケースも。

少額の資金で、最大の効率を目指すには投機で勝ち続けるのが一番でしょう。

将来的に資産を形成するならどっちだ?

投資はある程度リスクを抑えて長期間で資産を運用していくもの。そして投機は短期間で高いリスクを負いながら資産を増やすもの。とそれぞれ考えておきましょう。

短期間で利益を上げ続けられれば一番いいのかもしれませんが、それは運用のプロですら難しいので、一般の人間が投機で勝ち続けるのは不可能に近いでしょう。

そのため将来的に長く資産運用をして増やしていく目的ならばじっくり育てていける「投資」が将来的に資産を作るのに向いています。

もちろん投資にもリスクはつきもので、資産を大きく減らしてしまう可能性もあります。しかしやり方や時間次第では、そのリスクを大きく減らして自分が投資した以上の金額を手に入れられる可能性もあります。

投資と投機、どちらもコントロールはできない!?

投資の方が資産を増やすには向いているとしましたが、投資も投機もどちらも値動きのコントロールはできません。

それは投資も投機も、どのように値段が動くのか。過去に似たような値動きを探すことはできますが、未来は誰にも分からないからです。

逆に投機はリスキーで危ない、と思っていても投機で一大財産を築き上げる人もいるでしょう。また投資でリスクを抑えたはずなのに、元金割れを起こすケースもあります。

あくまでできるのは予想とリスクマネジメントであって、投資に「絶対」はないんです。

長い目で見て資産を運用する投資で、リスクを減らそう

しかしながら長期的にリスクを減らしながら資産を運用していける投資。長い目で見ることができるので「時間」がリスクを大きく抑えてくれます。

投機の場合、そのときの値動きで利益を拾っていきます。そのため短期間で損失を被ってしまった場合「ちょっと待ってみる」という選択肢ができない場合もあります。

それはさらに値段を下げてしまって損失を増やしてしまうと、資金を全て失ってしまう可能性も。そのためあまり悠長に構えている時間がありません。

対して投資は一時的に下がってしまっても、また戻るのを待てばいいわけです。我々はすぐに成績をあげなければならない投資家ではありません。待てるときはじっくり待って、時間を味方につけて投資を行っていきましょう。一時的な値下がりに慌ててはいけません。

自分が資金を作りたい目的を明確にしておこう

スケマル
スケマル

あなたはなぜ資金を作りたいのですか?

資金を作る目的は人それぞれのはずです。3年以内に起業したい人、退職後の第2の人生を楽しむために資金を作りたい人、毎月の収入を少しでも底上げしたい人、など様々な考え方があります。

そこで具体的に資金目標を作っておくと投資や投機をどう使って資産運用するのかが見えてきます。

例えば現在40才のサラリーマン家庭で、65歳の定年退職時点で退職金や貯蓄を除いて2000万円欲しい、といった具合です。この場合目標を達成するのに20年ありますよね。

逆に40才のサラリーマンが起業を目的として、3年で1000万欲しい、とした場合、投資だけではなかなか難しいケースも出てきます。

どれくらいの期間でどれだけの資金が必要なのか、考えてみるとどのように資金を運用していけば目標を達成できるのかが見えてきます。

資産は投資や投機で増やせるが、逆に減る場合もある

ここで再三言っているように、投資や投機は資産運用をして資産を増やすことはできます。しかし逆に資産を減らしてしまう可能性も理解しておきましょう。

資産運用とは誰でも確実に、資産を増やせる魔法のようなものではありません。

過去にはたくさんの投資家たちが夢を追いかけて、成功した人、また思ったような成績が残せなかった人がいました。また中には大きな負債を抱えてしまった人も。

自分のライフスタイルや資産をまず考え、どのように資産を増やしていくのかじっくり考えてみてください。そして自分が老後世代を迎えたときに「あの時は良い選択だった。」と昔を振り返ることができるといいですね。

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